東京暮らし

東京暮らしもかれこれ30年ぐらい。長い・・・

泣く子もだまる KEN'S CAFE のガトー・ショコラ

チョコレート好きとしてはガトーショコラは外せない。

 

いろんなところのを食べて、やっぱりピエール・マルコリーニさんや ジャン・ポール・エヴァンさんのはやっぱり美味しい。オーストリアのザッハーのような気が狂った甘さではなく、日本人の求める甘さをとしっかりかぶっていて、上品。

 

だが、日本にも負けないガトー・ショコラがある。それが今日紹介するKEN'S CAFE のガトーショコラ。お店は地下鉄の新宿御苑駅を降りてしばらく歩けばある(けっこうマイナーな場所だ)のだが、わが銀座には新宿御苑まで行かなくても売ってる店がある。それが松屋銀座東武の池袋店でも置いてるようだけど、本店以外ではこの2店だけ。やはり銀座は侮れない。

 

f:id:Adelante:20190404004517j:plain

ケースです

ここのガトーショコラはもはやチョコレートそのものと言っても良い。たしかフランスだかどっかそのあたりの国のクーベルチュールという油脂分の多いチョコレートに惚れ込んで、それに手を加えてKEN'S というクーベルチュールを作ったそうな。そんでそれを使って作ったのがこのガトーショコラ。

 

温めればフォンダンショコラっていう看板に偽りなし。うちは冷やして食べる方が好きだけどね。正直、値段は安くない。聞くところによるとけっこう値上げを繰り返してきたらしい。ただ、それにしたって美味い。美味いってのは罪だと思う。

f:id:Adelante:20190404004801j:plain

ガトーショコラはこんな感じ

f:id:Adelante:20190404004932j:plain

切り出すとこんな感じ、ちょっと汚いけど

日本一美味い、と評判だけど、確かにそうかもしれん。お持ち帰りガトーショコラでここより美味い店があったら、ぜひ教えてほしい。

奥さんの好きな「モンサンクレール」

モンサンクレールはうちの奥さんのいちオシなお店。
そう、泣く子もだまるパティシエ辻口のお店。

 

奥さまの誕生日ということで、やっぱりケーキはここよね、と今月3回目(ひな祭り、ホワイトデーと誕生日)のケーキイベントのため、元気いっぱい正午あたりにうちを出て自由が丘へ。いやーこの時間だとケーキはフルセットであるのでよりどりみどり。

 

ここのケーキの特徴はなんと言っても甘味控えめで味が軽いこと。うちの奥さんもそこが好きなんだけども、物事何でも一長一短で、これが悪く出ることだってある。

 

さて、今回買ったのは、ここんところ春なもんで、普段はあまり食べないイチゴのショートケーキ、この店ではセゾン・ド・ガトー。ど定番モンブラン。美味しいと聞いたモンプリン、可愛いティーベリーに最後思い付きで入れたシュークリームのシュークロカン、全部で5個は基本4つまでと決めているわが家にしては多い。ちなみにスーパーど定番セラヴィはいつも買ってるので今日はパス。そういえば思うんだけど、辻口さんはピスタチオ使うの好きだよね。

f:id:Adelante:20190329211146j:plain

買った5点っす

んで、美味しさってところも実は列挙した順番に近いのだけど、奥様はセゾン・ド・ガトーがいたくお気に入り。確かに甘さ控えめで軽い味がよく合う。モンブランもこの店ならこの味だろうな、という予想通りのかる~い味でこれも良い。あとモンプリンかな。ウリの低温熟成がどうってのはよくわからんけど、味はさすがに美味しい。

f:id:Adelante:20190329211214j:plain

セゾン・ド・ガトー

f:id:Adelante:20190329211244j:plain

モンブラン

f:id:Adelante:20190329211303j:plain

モンプリン

逆にいまイチだったのが、ティーベリーとシュークロカンで、ティーベリーは味がモンサンクレールにしてはややマニア。悪い意味で外国っぽい味がしたし、シュークロカンはこの店の甘さ控えめの軽い味が悪い方に出た。奥さんいわく、コージーコーナーの方が普通で美味しい。そして八幡山のヨロイヅカの方が確実に上。

ま、いろいろ言っても基本奥様に満足してもらえたんで良かった。

クリスピー・クリーム・ドーナツ

最近の若者ぐらいの人は知らんかもしれないけど、かつて新宿南口のサザンタワー
のあたりで、今もあるフランフランのお店のすぐ近くにクリスピークリームドーナツの日本一号店はあって、それはそれはすごい行列だった。

 

派手な広告と見た目のわりにしっかり作っていたドーナツで、味も変に健康志向ではなく、昔ながらのしっかり甘味つけましたドーナツで、「やっぱミスタードーナツとは違う」っていうスイーツ好きのハートをがっつりわし掴んで、めっちゃ混んでいた。

 

NYに行ったときに、きっとこっちにはクリスピーたくさんあるんだろうなぁ、ぐらいに漠然と思っていたのだが、ついぞ見かけなかった。あちらはダンキン・ドーナツっていうミスタードーナツが惣菜も併せて売ってます、みたいな店がやたらとあったが、クリスピークリームは全く見かけない。あれ?西海岸のお店なのかな?と思いつつ語学学校のスタッフだったかに聞いてみた。そしたら、たぶん一軒だけあるという。不思議に思って「こちらではマイナーな存在なのか?」って聞いたらどうもそうではなく、アメリカ人の不思議な健康志向であの糖分、カロリーたっぷりでドーナツしか売ってない店は敬遠されたらしい。

 

ちなみにその一軒とはペンステーション内にあって、結局NY滞在中、一回しか行かなかったのだけど(そもそもいつも駅前を歩いていたグランドセントラルならともかくペンステーションはうちの生活に何ら影響がなかった)、意外な斜陽具合にちょっとびっくりした。

f:id:Adelante:20190324032721j:plain

その一回で買った写真が残ってた。やっぱり原色系w

 

さて、日本に帰ってきて、あらためて状況を見てみると、それこそ新宿一号店は閉店
するし、ときどき行っていた二子玉川高島屋のお店も店舗縮小⇒消失となって、アメ
リカ同様近頃めっきり見なくなったなぁ、と思っていた。そしたら、経営刷新した
ようで、にわかに出店攻勢をかけはじめ、二子玉川のお店も規模は小さいままなが
ら復活し、最近はそれなりにいろんなところでお店を見かけられるようになってき
ている。

 

さて、長い昔話はおいといて、今はセサミストリートとコラボしていて、エルモや
ビッグバードなんかを模したカラフルなのがいちオシ。ここのドーナツは色はアメリ
カらしくケバい原色系なんだけど、味はけっこうオーソドックスにまとめてくるの
ね(そこは見た目も味もケバかったマグノリア・ベーカリーとは違う)。エル
モ3点シリーズも買うときにはアタマで警報鳴ってるんだけど、ムスメが欲しがるの
もあって、セットで買ってみたら意外にどれも美味しかった。そしてもちろん
忘れるはずもない、ほとんどスイーツ名作百選に入れてもいいんじゃないかと思う
オリジナル・グレーズド。ものすごい安定の味ね。

f:id:Adelante:20190324032957j:plain

エルモっす

f:id:Adelante:20190324033134j:plain

ビッグバードっす

f:id:Adelante:20190324033219j:plain

外に出してしまったクッキーモンスターだぁ

 

斜陽企業のわりにはちゃんと戦略練って味もかなり工夫して戦いに出ている。まぁ
ヘルシーではない、という絶対的弱点はあるけれども、逆に中途半端にオーガニックに走って大失敗しているモスバーガーの例もあるわけで、絶対的に甘いドーナツを支持する層は一定数いるんだから、そこを地味に攻めてるうちに再び日の光をあびるんじゃないかって気もする。アメリカ本国がどうなのか興味あるところではあるんだけど。

 

 

 

山梨の「不動湯」へ

ちょっと前なんだけど、日帰りでどっか行くべぇと思って、日帰り利用でよく行く山梨をチェックしてたら、面白い温泉を見つけた。(ちなみに大江戸温泉物語
嫌いじゃないんだけど、あそこ混むのであんまり行かない。)

 

最近は韮崎旭温泉という泡がいっぱい出る炭酸泉に行くことが多かったのだけど、奥さんとムスメがアトピーで大変なことになっていたので、そっちの効能優先で探したら、韮崎旭とは全然違う富士山のふもとに「不動湯」ってのが出てきた。とにかくアトピー系含め皮膚全般に良いらしい。

 

www.fudouyu.jp

 

うちは伊豆箱根は混むのであんまり好きじゃなく、その派生みたいな富士周辺もあんまり行ったことがなかったのだが、あのぐらいの距離で富士山を見たのは奥さんもムスメも初めてだったので、ムスメはもちろん興味なさげだったが、奥さんはそれなりに感動していた(ちなみにワタクシはその昔登頂したことがある)。

 

「こんなところにあるんだ」の富士急ハイランドの脇を通り過ぎ、だんだん奥地に
入っていくとかなり奥まったところでひょっこりその宿は出現した。まぁ建物は改
築したりしてるようなので、そんな鄙びた感じではないのだが、まぁそんなに客が
来るような場所ではない。

 

アトピーにまぢ効くっていうのを売りにしている湯治宿だけあって、浴槽も一般用
と規模やや小さめの湯治客用に分けてある。とりあえず手前にあった湯治客用に
入ったのだが、お客さんはだれもいなくて、独り占め。湯舟は二つあって、源泉からひいてるぬるめの湯舟と加熱している普通に熱い湯舟と。入り方としては、熱い湯舟とぬるい湯舟を交互に入る。ぬるいといっても凍えるような冷泉では無いが最初入るにはちょっと冷たいかな。ずっとつかってると慣れてくるし、温度が低い分長く入っていられる。なるほど長く入れるのも重要な要素ね、と気づく。

 

どうも奥様+ムスメは一般用のお風呂とハシゴしたらしい。

一緒に入ってる近くに住む人たちからの情報だと確かに効果あると言われる。うちみたいに1日の日帰りじゃ、効果のほどは知れたもんだけど、できれば通いたいよねぇ。

 

ま、それはそれで良い体験でした。ちなみにここは大量にお湯を汲みにくる人も多い。飲んだりお風呂入れたりするのかしらん?

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

子供ができて、映画を見る機会が極端に減った。なんせいまだ5歳の子供はこれまでディズニー映画でさえ、エンディングまでじっと座ってたことがない。

 

映画は基本好きで、独身時代はかなりミニシアターにはお世話になった。今は亡きシネマライズ渋谷はもちろんのこと、bunkamuraシネスイッチ銀座、シネシャンテ、テアトル西友(当時)、恵比寿ガーデンシネマ、いろいろあったなぁ。たくさん観てたくさん忘れたけど、シネマライズで「トレインスポッティング」見て渋谷の街をレントン歩きしたのと、銀座テアトル西友で「恋する惑星」を観てめちゃめちゃうれしい気分になったのを覚えてる。

 

さて、そんな昔話をするためのブログではない。今日はそんな映画嗜好と似ても似つかない「ボヘミアン・ラプソディ」なんだか映画界の金字塔でも打ち立てようかというぐらいものすごいヒットしている。実はワタクシは Queen のなかなかのファンだったりして、フレディ・マーキュリーよりも不動の髪型ギタリスト、ブライアン・メイが好きなのだが(映画でもでてきたとおり天文学者は有名だけど、あと彼のギターは自作モンである)、映画は基本主役フレディ・マーキュリーだよね。

 

ぶっちゃけて言えば、この作品、そもそも興行収入何位!とかを狙うべく作られてないと思う。テーマだって、フレディのゲイ問題にかなり特化してるし。アベンジャーズとは違うのだ。2時間半の上映時間でもQueen 描くには全然十分じゃなくて、下積みの苦労もあんま描かれてないし、他のミュージシャンとのかかわりも皆無。伝記というもんじゃない。フレディ役のラミ・マレックも本人そっくりってあったけど、特に長髪時はフレディというよりはミック・ジャガーだった。

 

でも、LIVE AIDE を始めとする演奏シーンはかなりこだわってやってる。あのLIVE AIDE だって本物そっくりに再現してるんでしょ。すごいよね。あと、ラミ・マレックが後半のフレディを悲しそうに演じるのだが、その目が、昔フライデーかなんかでエイズでがりがりにやせ細ったフレディの写真を見たことがあるのだが、そのときの悲しそうな目にそっくりだったと思う。弱い部分のフレディを上手く表現できてたってことじゃないかな。

 

全体を観て、そこまで言うほどすごい作品とは思わなかった。でも、制作者が意図したとおりのメッセージはしっかり伝わってきた。あと、Queen の代表曲ぐらいはそれなりにわかっていた方が良い。ボヘ・ラプ以外もね。

そしてユベントスは

もう一つユベントス

 

ベスト8の抽選が終わっていよいよ相手が決まった。アヤックスだ。名門同士っていう意味では同じだが、すまん、正直ラッキーだとしか思えん。もちろんサッカーに絶対は無いし、レアルのようにアヤックスに負けるかもしれん。ただ、それは格下に食われただけで、普通にシーズン戦って負ける相手ではないと思う。

 

ベスト8の抽選前にヤフコメとか見てると、イギリス勢が4チーム出て、「イギリスの復権」だの「イギリスが4チームでベスト4」などというふざけたコメントが多くて辟易。どうもプレミアリーグのファンはイギリス人の悪い癖がそのまま伝染って、スペインが何連覇しようともイギリスが最強っていう困った意識を持ってるらしい。そもそもマンC推しとかって、絶対昔っからのファンやない。

 

個人的に、マンCとPSGはCLで絶対優勝できないと思ってる。特にPSGは生ぬるすぎる。基本PSGに行くやつはネイマール以下、楽して金もうけしたいやつばっかりなので、そんな金満軍団が勝てるわけがない。ネイマールはキライだが、それでもレアルに行くべきだと思うし、なによりエムバペは若いうちにPSGを離れとくべき。同様に勝者のメンタリティに欠けるのがマンC。相当すごい選手を集めてるのだが、ここが優勝するかっていう賭けがあるなら、毎回必ず優勝しない方に賭ける。今回もむしろマンUの方が優勝の目があると思える。トッテナムエリクセンとかハリーケインがいて勢いもあってそろそろいくんじゃないかと思ってたが、絶対的な強さに欠けるようだ。そもそもハリーケインはCロナほどすごいストライカーに前から見えていない。

 

裏工作でもあったんじゃないかっていうぐらい下馬評高いチームがばらばらに分かれていて、ユベントスバルサとは決勝まであたらない。でもねぇ、たまたま今回はインテルバルサの試合を生で見たけど、絶対的に強いわけじゃない。メッシがいないと昔の日本代表みたいにつまらんパス回しで時間をつぶすチーム。デンベレスアレスもやるときだけやるけど、やらんときは消えるタイプ。昨年のレアルとバルサが一緒ではなかったように、今年もレアルがダメならバルサが最強、ってのはあまりにチームを見ていないと思う。

 

そんなこんなで、今大会はユーベに優勝しろと言ってるようにしかみえない。まぁ実を言うと昨年もブッフォン最後だし、絶対優勝すると思ってたから、まぁめったなこと言えないけど、確率だけ言うなら今年はさらに高いと思う。

 

ユベントス キター!!!

と、ここんところのスイーツ三昧なブログからは想像もできないタイトルだが、ワタクシ熱心なユベントス(イタリアのサッカーチーム)ファン。

 

約1日前のCLにおけるアトレティコとの一戦(日本時間の朝5時スタート)、もちろん結果を知ったのは翌朝ですが、さすがにアトレティコ相手の2点差はファンでもマズいと思ってたので、まさか本当に教科書どおりに3-0で勝つなどもう奇跡って感じ。

 

しかも得点がロナウドハットトリックという、もうちょっとディバラも点取れよ、って思うけども、まぁ昨日の試合はこれで良いんでしょう。取るべき人が3点も取って、今のバイエルンじゃないけど、最高の状態でベスト8に臨めるってワケ。

 

正直たんこぶレアル負けたし、まぁ負けることは無いと思いつつもウザいPSGとマンCのうち、PSGがめでたく負けてくれたし、今のユーベが負けるとしたらバルサぐらいしかないんじゃないのって感じ。レアルも監督がジダンになったし、来年以降はまた厳しそう。今年はねらい目なのだ。決勝はバルサとユーベでユーベが優勝ってのが理想的な絵。ここ何年かずっとがっかりし通し。そろそろユーベもCL優勝してもいいはず。

 

次、マンCやバイエルンあたりでつぶしてくれないかな。このあたりと当たると何が起こるかわからんからな。そのまえにまず今夜リヴァプールさんにつぶしてもらおう。

f:id:Adelante:20181114005715j:plain

トリノで観たカリアリ戦でのロナウド