東京暮らし

東京暮らしもかれこれ30年ぐらい。長い・・・

W杯 どこが優勝する2

前回の予想はこう

 

◎ドイツ
〇スペイン
△ベルギー、ウルグアイクロアチア、ロシア

 

その後、見てなかった試合をいくつか見て、想像で描いていたところを補った。

その結果、予想を

◎ベルギー

〇ドイツ

△ブラジル、クロアチア、スペイン

に変える

 

なんでブラジルが入ってきたって?ネイマールじゃなくコウチーニョに賭けたってこと。カゼミーロのおかげで守備が安定しているのはもちろんだが、コウチーニョが点取りに積極的にからむことで、安定感に欠けるネイマールをきっちりサポートできてる。コウチーニョがいれば優勝も夢ではない。ちなみにかつて、バルセロナの最後の年にメッシとスアレスがいない状態のネイマールを見たことがあるが、彼一人では試合の流れは変わらない。

 

ベルギーはずっこける癖は相変わらずだが、今のベルギーは本当に強い。よくあの小国にあれだけのタレントがそろったと思う。前みたくアザール頼みだと???かもしれないが、今はデ・ブライネがいる。ディフェンスにちょっと穴を感じるけど、キーパーはクルトワでストライカーはルカク。すべて超一流。弱いはずがない。ドイツと違っていつでも優勝できる国ではない。今回はベルギーに賭けるべきだろう。そしておじさんはもともとベルギーって国が好きだ。

 

超タレントぞろいなのに何でフランスが出てこないって?アフリカ勢をいっぱい集めてるのが気にいらんのよ。かつてユーベのポグバ君はいるのだけどね。ただ、敵として考えるなら一人カンテが要らん。というかこやつはすごい。こやつの頑張り次第ではフランスは上にいける。ただ、嫌いだから優勝候補にはしない(笑)。ルイ・ヴィトンカルティエも好きだがパリジャンは嫌いだし。

 

前回コメントしてないけど、クロアチアは安定してるよね。ラキティッチマンジュキッチモドリッチペリシッチ 頭数がちょっと足りないけど、安定してる。まさに大穴っていう意味じゃ面白い。

 

さ、これからドイツの試合。これ負けたらいきなり対抗が消えるかも・・・・(笑)

 

ルイ・ヴィトンを安く買いたいなぁ(ただの希望)

我が家は基本、それほどブランド好きでは無い。高くて買えないし。だが、不要というわけでもない。タダでくれるなら喜んでもらう(笑)。

 

最近ちょっとルイ・ヴィトンの財布を調べてみた。
ルイ・ヴィトンの鞄や財布なんかに使われてるビニールみたいな素材。あれは見た目どおり革では無い。ヴィトン様の独自開発による布繊維をどうこうしたキャンバス地というものだ。そこにコーティングをかまして丈夫にしているらしい。さすがに売れまくってるだけあって、あのキャンバス地、もちろんタダものでは無い。革より安価ではるかに耐久性がある。よく考え付いたもんだと思う。そして、ほかのブランドだったら認められないかもしれないが、ルイ・ヴィトンではどスタンダードとして認められている。

 

この、おそらくブランド品のなかでも間違いなく世界3本の指で入るであろうこのブランドはまず、セールをしない。また、「世界どこで買っても同じ値段」を打ち出してるので昔はともかく今はどこで買っても値段がほどんど変わらない。じゃ、どこで買ってもほぼほぼ同じ値段かと言うとそうではない。一つだけ例外がある。一つといえば想像がつくかもしれんが、それは本国フランスで買うことだ。何しろ関税がかからない。必ずそうってわけでも無さそうだけど、3割ぐらい安いと言われてる。

 

もちろん、飛行機代出してフランスまで買いに行くと逆にやたら高くつくので、フランスに用事がある場合にのみ使える手ということになる。ムスメが小さいのでヨーロッパは行くまいと思っている今日この頃。パリまで買いに行けるのはいつになるだろうか?

W杯 どこが優勝する?

日本代表ばかり書いてたけど、どこが優勝するかって話もしてみる?


今回はとても難しい。実を言うとロシアがエジプトに勝つとは思ってなかった。それも完勝。そもそも今大会でつまらなかったのは開幕戦ぐらい。もうFIFAランキングなんて関係ない。どこが勝ってもおかしくない状況。


ここまでの傾向を見ていると守備が固くってカウンターサッカーを展開できているチームが強い。あとは突出したストライカーのいるチームは徹底マークで苦しむ。全チーム一回は戦ったわけだが、強さを見せていたのはスペイン、クロアチア、ロシア、ベルギー、ウルグアイあたりか。一つ思うのは日本代表の戦い方を見ていてもわかるように、これからのサッカーは知能が必要になると思う。突出したプレーヤーが一人いるよりもチームワークと連携がしっかりとれてるチームの方が勝てる。スウェーデンイブラヒモビッチを嫌がったのもまさにこの理由。

 

メキシコに負けたけど、この理屈からいけばドイツには復活の目がある。監督も老獪だし、反省して組みなおしてくるだろう。何よりこのチームには知性がある。

 

ベルギーははっきり言って強いんだが、どうも優勝する気がしない。必ずどっかで負ける。かつてのスペインみたいな感じ?大穴としてはクロアチアか。ロシアはFIFAランキング最下位からの優勝が無いとはいえない。歴史的に見ても敵を自国内に引き込んでの戦いには定評がある?


なんで優勝の本命は
◎ドイツ
〇スペイン
△ベルギー、ウルグアイクロアチア、ロシア

ってな感じでどうか。大穴がちょっと多すぎ?スペインは基本バカっぽいので、知性派ドイツには一歩譲るかなぁというところ。個人的な気持ちだとベルギーかウルグアイに優勝させたいけども。

 

OZや韓国も面白そうだがいかんせん初戦を落としたのが痛い。韓国と言えば、今日までのところ見てない試合もあるが、スウェーデンは見た試合のなかで一番つまんない内容だった。韓国が勝った方が後々面白かったのに残念だ。

 

ちなみに日本、それなりにいける流れもあるが、頂点まで抜け目なく勝ち続けるのはしんどい気がする。なんだかんだ言っても基本ほぼすべてのチームが格上なわけで、数試合ならともかく格上に勝ち続けられるほどのポテンシャルは無いねぇ。

さぁ、コロンビアに勝って

他のネタもあるにはあるんだけど、あまりに旬すぎるのでサッカーネタ再び。

 

いや~日本勝った。コロンビアに勝った。勝つとは思ってたけどやっぱり勝った。ただ、相手側に退場者が出ないとヤバかったかもしれん


柴崎ががんばってたとか、大迫が点とったとかいろいろあるけど、個人的に一番がんばってたのは吉田麻也。なんでかって?あのクソ虫ファルカオを後半がっつり止めたから。あいつ世界的ストライカーのくせにやることが汚なすぎる。あのファウルの前後(ちなみにあれは断じてファウルではない)、似たようなシミュレーション何度もやってた。世界10本の指に入るストライカーはあんなことやっちゃいかん。C.ロナやるか?メッシやるか?やらんやろ。そのむかつくファルカオを後半がっつり止めたのが吉田。インターネットの記事読んだけど、メッシ、ネイマールレバンドフスキみんなやられてたとおり、特筆すべきストライカーがいる場合は、とにかくそいつへのパスを遮断する。ファルカオが後半消えたのもそのおかげ。吉田麻也、あのシミュレーションで点取られて相当アタマにきてたと思う。それを冷静な対応に向けたのは本当にエラい。


長友も暑苦しいけど、よくがんばってたと思う。気迫が空回りするのは川島だけど、長友はちゃんと機能してる。ガチびっくりなところで止めに入ってたから周りの人間のモチベーションも上がる。クチだけの本田とは違う。


おお、この二人をGoal のクリス・ウィートリーさんも挙げてるではないか。


昨日の試合で違和感あったのは、やはり川島。前にも言ったけど、PK提供病の槙野を出さなかったのは正解だと思う。長谷部はどうかねぇ。大迫はどうかと思ったけど、それなりに結果を出してたので合格かな。


西野監督は勝負師とか言われてるけど、バクチやってるんじゃなくて、選手の状態を見抜くのに長けてるんだと思う。たとえパラグアイ戦があろうと吉田や大迫をしっかり入れてきた。本田や宇佐美はなんだろうがしっかり抜いた。長谷部、川島については、まぁキャプテンと守護神ってことで代えられなかったっぽいけど。


さて、セネガル。こちらも我が予想どおり、しっかりHグループ最強の道を歩んでる。今頃になってセネガルの強さに気づいてる輩が多いが、レアルからお払い箱のハメスと乞われてるマネ。どう考えてもマネが上でしょ。サッカー選手の旬は短いがピークを越えたハメスと今が旬のマネってこと。


昨日NHKの中継で誰かがまったく同じことを言ってたけど、まんま韓国戦術のパクリでポーランド戦は低い高さで素早く確実にかき回す。これができればポーランドは怖くない。あとはレバンドフスキへのパスを遮断すること。

 

真っ当な予想するならやはり2勝1敗だろう。ただ、これで勝ち抜けても次はベルギーっぽい。かなり楽観野郎で来てるけど、さすがに優勝はちょっと遠いかなぁと思う。

W杯始まりました!

丸山桂里奈がサッカーの試合でコロンビアの観光紹介してひんしゅくを買ったそうだけど、みんな言うほどにコロンビアという国を知ってるのだろうか?つい最近まで麻薬マフィア系がうろちょろしてるとっても危ない国だったのだが、最近は急速に安定化を見せ、もともと観光資源は豊富なので、人気急上昇中の国。実は南米で2番目に人口の多い国だったりする。僕がNYの語学学校に行ってたときに仲良くしてくれたのはコロンビア人だったし、奥さんの日本人友達のダンナもコロンビア人だった。いたって普通の人たちだったし、その人たちの国と戦うんだなぁって話。なんぼコロンビアがサッカー強いからと言って、別に人ではない何かでもない。

 

さて、そのW杯。予想以上にジャイアントキリングが進んでる。メキシコにジャイアントキリングなんて失礼かもしれないが、ずっとテレビ見てた人間から言わせてもらうと、もうキックオフのときからメキシコが勝つ雰囲気がただよっていた。サラーのいないエジプトにせよ、OZにせよ、イランにせよ世界的名選手がいなくても、試合に勝つことはできる。今大会は最強国をディフェンスでしっかり止めて、カウンターで点を取る弱小国って絵がしっかりしてるけど、確かに日本はメキシコやエジプトと比べると見劣りするかもしれないけど、逆にコロンビアもそこまでのチームではない。

 

サウジアラビアは開幕戦で地元ロシア相手だったので、あまり酷評するのはかわいそうかもしれないが、最低でも善戦レベルとまで言えなかったのはその一試合だけではないか?ならば日本が3連勝できると言ってもなんの問題も無い気がする。

 

そもそも今回最強国と呼ばれるチームがみな苦戦しているのは、相手チームへの研究心が足りないから。そこにおごりがあるからでは無いか。日本の評価だって、適当に3-4-3とか、怖いのはヨーロッパリーグで有名な選手だけとか、ホンダとカガワが並び立つ布陣を予想しているネット記事もあるようだ。

 

あと、今出てるトッティの予想。うわーこいつめっちゃイタリアンな偏見の塊だと、最近ちょっとキライになってきてるのだが、まぁ各選手データは持っていて、そこまでは適格な観察してるのだが、いざ勝敗となると、ヨーロッパや南米チームが虫けらな他エリアに負けることなどありえな~い、という論調。思いっきりそれを裏切る結果が出てるのでとってもキモチがいい。

 

よって、明らかに格下とみられてる日本が言うほど研究されてなくてもなんの不思議もない。そう日本が勝ちぬける要素はいくらでもあるのだ。2勝1敗と見たが、今の流れなら3連勝だってある気がする。今の日本人に言いたいのは、「勝負は勝ってから言え」ではなく「勝負は負けてから言え」ってこと。なんで「コロンビア様にはせめて引き分けで過ごさせていただければ下っ端としては満足至極でございます」みたいな言い方しかできないのか理解に苦しむ。

 

 

 

W杯 日本代表の一次リーグ予想

いよいよW杯開幕。サッカー日本代表はどうなる?

 

パラグアイ戦が終わってみたら、なかなかに前の予想があたっていた。


もともとある程度の守備の形はスイス戦のときからできていたし、そこに攻撃がうまくはまったということか。本田が試合をつまらなくしていたのに対し、それを反面教師にした香川が試合を盛り上げ乾がそれを形にした。香川はスイス戦のときでも最後の方の短い出場で、トリッキーなプレイを試していたから、パラグアイ戦ではまったのは十分納得できた。


サッカーは11人でやるチームプレイだから、一人一人は弱くても、はまれば野球以上にジャイアントキリングが起きる。何年か前のレスターなんてその最たるもん。こないだのパラグアイ戦だって、弱っちいのが助けあってはまったと言える。


さてW杯本番、スタメンはほぼほぼパラグアイ戦のままで良いのでは。まぁ点取り部分は相変わらず不安だけど。あとは大島を入れるぐらいか。キーパーは中村。本田とか宇佐美使ったら日本国が納得しないでしょ。革命が起きます。中田が何ぼすごいって言ったってホントにすごかったのはペルージアのときぐらい。ローマ以降はその遺産だけで食っていた自意識過剰な使えないおじサンでした。選手の旬は短いわけで、本田君の旬は同様に既に終わってるのだろう。

 

今回対戦相手となるコロンビア、セネガルポーランドだが、乏しい知識のなかで特に注意すべき選手は


コロンビア ファルカオハメス・ロドリゲスクアドラードオスピナ
セネガル  マネ、クリバリ
ポーランド レバンドフスキ、シュチェスニ

あたりか。貧弱な知識でものすごい適当な解釈をすると、このなかでゲームを支配できるのはレバンドフスキ、マネで、ディフェンスで手こずりそうなのはクリバリだろう。コロンビアについてはハメスハメスって言っても、レアルをお払い箱になってる。バイエルンでは、はまってるようだが、力技で試合全体を左右できるほどのポテンシャルは無いとみた。ファルカオは優れたストライカーだが、ピークすぎてるしC・ロナみたいにどんな状況でも何とか形にできるタイプではない。またクアドラードは今やユーベの人だが、ユーベにいるからその持ち味を出せてるようにも思える。こないだのスイス戦で、落ち目のリヒトシュタイナーはそんなに怖くなかった。クアドラードも香川みたく全体の流れ次第で良くも悪くもなるだろう。

 

ポーランドは良くも悪くもレバンドフスキの調子次第なので、世界ランク8位とはいえ、ずっこけがあると見た。そうやって考えると、グループHで一番手ごわそうなのはセネガルと見る。世界ランクの如何に関わらずだ。今回は日本より数段強いと思える韓国が0-2で負けてたし、説得力はある。(仮想敵国日本はさすがにちょっと韓国に失礼?)


日本の強みは、まぁ強みと言っていいのかわからんけど、やっぱり期待度が低いところ。日本のファンにまで期待度が低いから、良い意味で開き直れる。ダメで当たり前。岡田カントクのパターン再び。

 

もうだいぶ予想が見えてきたでしょ。1次リーグはセネガル敗戦の2勝1敗と見た。あるいは1勝1敗1分けぐらい。同じ日本人だから、やっぱり楽観的予想は大事だ。

今までどこの旅行先が№1だったって?

世界には200ぐらいも国があり、世の中にはそれら全ての国に行った人もいる。僕は52か国なんで、そういった超凄腕の人たちにくらべるとまだまだひよっこだし、ま、200か国は一生かけても無理でしょう。


でも、52か国なら52か国なりにいろんな国を周ってきた。どこが№1かって質問はお手軽なので、よく聞かれるのだが、正直№1決めるってのは難しい。行先によってたとえば自然、遺跡、街並み、人など求めているものが違うので、同列で比較するのが難しいのだ。またたとえばタイに行ったとして、豪華な宿と安宿ではすごした印象がだいぶ違うだろう。2回目行ったら評価が急上昇なんてのもありそうな話だ。

 

まぁわが家庭でいう公式一番はたぶん永遠にギリシャなのだろう。なんといっても結婚式を挙げた場所だから。いや実際ギリシャの島部分は良かった。うちらはサントリーニ島だったが、まぁそこそこの宿に泊まるという前提なら、夏のこの島は行くべきところの一つだと思う。きれいな海と白い家と青い屋根。写真で見るまんまの風景が目の前に展開する。

 

だが、一番はサントリーニ島と決めると、おそらく過去13回訪問したアラスカがだまっていないだろう。なんで13回も行ったか、残念ながら野生動物ではなく、本命はオーロラ。ただ、かのオーロラと言っても、見て「感動に打ち震える」なんてのは基本無くって、「美しさのあまり絶句した」とかそんなのもまったく無い。なんで13回も通ったかというと、同じオーロラは一つも無いのと、「さらによいもの」を求める心がそうさせたのだ。いや実際のところ初めて見た回で山の上にでかいカーテンが舞い降りていた絵は記憶に焼き付いている。まぁ13回行くとただのおバカだが、地上にあれよりスケールの大きなもんはない。人生一回は見るべきものだと思う。


じゃ、内容とか自然度とか学習度とかそういったいろんな要素を抽出してそれに点をつけていったら、トップになる場所は上2つのどっちかと言うとそんなことはない。これはおそらく世界自然遺産第1号、エクアドルにあるガラパゴス諸島になる。自然を極力壊さずそれでいてしっかり学習できるようになっているものすごい作りこみ度。教育までしっかり考えたスポットとして世界でここをしのぐ地点は無いのではないかと思う。小笠原諸島は行ったこと無いのだけど、そういう部分をまったく考えずに東洋のガラパゴスとかいうのはお笑いで、恥ずかしいからやめてほしい。全然違うから。


自然と言ったら、作りこみ度№1より、今現在の人々が求める一番理想に近いところ、タンザニアセレンゲティも忘れられない。そのスケールや動物の密度から言ってここよりすごいところはそうない。なんたって、あのライオン・キングの舞台のモデルになったところだ。それにおいらが一番初めて行った海外旅行先は東アフリカ(ケニア)だったし。ちなみにケニアの有名なマサイ・マラという国立公園は超客観的に言ってしまえば、セレンゲティの一部である。


あと、動物とかじゃなくて、スケールっていう意味だと、けっこう感動したのはイグアスの滝。一つ一つの滝の落差はそこまでではないけど、なんせ複合技がものすごい。よくあんなに滝だらけになったもんだという驚き。海外旅行3回目だったので、遠さって意味でも感動したけども。ヴィクトリアの滝もすごかったけど、イグアスには負ける。

 

ほら、そんなこと言ってると、人はともかく見どころとしては一番好きなヨーロッパが抜ける。人は冷たくても街並み№1のプラハやチェスキー・クルムロフをかかえるチェコ。街並みはそこまでではなくてもガウディとセンシティブさと美味いものをそろえたバルセロナ。旅行好きなら大好きクロアチアも捨てがたい。うちの奥さんのお気に入りシチリア島も残ってくる。あ、そうそうヨーロッパもどきだけど、イスタンブールもすごい。なんていうか世界中心ってあんな感じであるべきだと思う。ボスポラス海峡からの眺めはまさに東洋と西洋のぶつかるところ。いずれ世界政府ができて首都をどこに置くかって話になったら、僕はイスタンブールに一票。


ここまでくると、遺跡が入ってないことに気づく。エジプト未訪の身からすると、№1はカンボジア・アンコール遺跡群。マチュピチュもそれなりだったが、規模から言ってここにはかなわない。知ってる人はみんなわかってると思うけど、アンコール遺跡群はアンコールワットだけじゃない。アンコールワットはハイライトの一つだが、一部にすぎない。すぐそばのアンコールトムはじめタ・プローム、バンテアイ・スレイ、ベン・メリア等々かなりの保存状態を保った遺跡がなんせいっぱいある。タイに有名なアユタヤ遺跡ってのがあるが、間違ってもこっちを後から見に行ってはいけない。アンコール遺跡群に比べたらしょぼすぎて話にならんから。


最後に残るは人。ここに目が行くのはそれなりに旅慣れた人?でも、けっこう大事なんよね。ここは少し意外な国が出てくる。もちろん旅慣れてる人はこの国の良さよく知ってるけどね。国の名はイエメン。中東で資源が出ない国はたいてい人がいいんだけど、この国もほんと貧乏。でもイスラム教が道徳部分をしっかり支えてるから、アフリカのようにはならない。道に迷ってると誰ともなく話しかけて道を教えてくれる。素晴らしい国だったなぁ。あと、スークっていうイスラム独特の市場、そう香料の匂いがただよってくる迷路のようなあれ。これがいけてたのもこの国だったなぁ。


んでねぇ、すべてのテーマを語り終えたからこれで終わりかと思うでしょ?あと2地点残ってる。今回は日本は出さないよ。一つはイスラエル。最近ここのこと書いたよね。特にエルサレム。1㎞四方ぐらいにユダヤ教イスラム教、キリスト教の3つの聖地がある。人の争いがどうして起こるのかが見える。良い悪いは抜きにしていろんな意味でここは行っとくべき。そして最後の一つがNY。アメリカじゃないよ、NY。家族で1年暮らしたところだから。ずっと住みたかったところだから。奥さんはあまりの汚さに「2度と住まない」って言ってるけど、1年分のいろんな思いがある。まぁメシは思ったより不味かったし物価も高かったけど、それでもやっぱりNY。そして我が家だったクイーンズ・フォレストヒルズのアパート。№1どうとかではなくって、ここは別格ですな。そうそう、NYってやっぱりドラマや映画で使われていて、刑事ドラマとか見ててもうちが住んでた近くが出てきたりする。別に鉄砲の弾は飛んでこなかったけど。それにスパイダーマンことピーター・パーカーさんは我がクイーンズの出身!よく夜中とか壁登ってたよね(登ってへん、登ってへん)