aquí,allí -秋味-

アキ・アジィ 「ここに、あそこに」というスペイン語。無理やり日本語の秋味にしてしまいました。旅行がとっても好きでアート系もそれなりにうるさいおじさんです

なぜ日本のチェーン・レストランは海外に出ていかない?

ラーメン一風堂の記事を見たので、ちょっと書いてみる。

 

一風堂はたとえぼったくりと言われようが積極的に海外進出を手掛けてる。NYには何店舗かあって、ロンドンにもお店があった。世界津々浦々とはとても言えないが、海外というと台湾や香港にハワイぐらいな日本人の感覚からしたら、世界をちゃんと見た戦略が立ってると思う。
NYの日本食事情を言うと、日系の有名チェーン・レストランで存在感を見せていたのは、この一風堂牛角ぐらい。あと、大戸屋も少しだけがんばってたかな。そして一風堂には行列ができていた。ぶっちゃけ現地でがんばっている日本人レストランは大した味じゃなかった。日本人がやってる人気のラーメン屋にも行ってみたけど、そこまでのもんでは無かった。西洋人と日本人の味覚が違うんじゃない。一風堂が人気になるぐらいだから、日本人が美味しいと思うものはあちらの人でも美味しいのだ。

 

日本人って、蕎麦屋によくあるように、俺の腕を試したいとかいって最大の激戦区にお店を出したがる。ラーメン屋もそうだよね。いきなりそんなところに店出して、永続的に勝てると思うんだろうか?味覚に自信があるとしても、運も立地条件も必要だし、それってずいぶんおめでたい感覚だと思える。

 

海外で日本食は確かに人気がある。だが日本人は悪い意味でシャイなので(対人恐怖症ともいう)それを拾いに行かないもんだから、他のアジアの国の方々が日本食の店をやってる。
いやいやそんな昔のこと言って何言ってんの?今や日本人は世界中にいるよ、なんて思う方もいるかもしれないが、今まで見てきた限りだと、欧米界隈は首都であれば日本人が関わっている店があるが、2番手以下の街だと日本人関与度がぐっと下がる。代わりにたとえば韓国の方とかがお店に入ってるわけだけども、東アジア系の料理はどこもみな美味しいし、特に韓国はスペシャルなので、カルビ・クッパやトッポギのお店でも全然やっていけると思えるのだが、ここでは他の国のことはおいといて、やっぱりアジアの方のやってる日本食の店はオリジナルな解釈が入ってるので必ずどっか変だ。日本人が海外で戦えるステージはいくらでもあるんである。日本人は日本の超激戦区にお店出すぐらいなら、もっと海外に出ていくべきだと思う。海外っていう点を除けばちょろい市場だと思う。そこで金貯めてから日本の一等地に店を出せばいい。絶対にその方が勝てる。

 

一風堂をほめるべきなのか、それ以外の甲斐性無しチェーン・レストランを嘆くべきなのか。でもこれだけは言える。世界はどんどん動いてる。チャンスはいつまでも待ってくれない。