aquí,allí -秋味-

アキ・アジィ 「ここに、あそこに」というスペイン語。無理やり日本語の秋味にしてしまいました。旅行がとっても好きでアート系もそれなりにうるさいおじさんです

あら川の桃

「あら川」といって、どこかわかるのは相当マニアックな人じゃなかろうか。

これ和歌山県の地名なんである。

 

けっこう大阪に近いところ、紀ノ川周辺にある地名みたいなのだが、実は桃の生産で有名。果物については、メロン、リンゴみたいな一部例外を除いてやっぱり南の方が美味しい。典型的だと思うのはイチゴで、とちおとめがなんぼ生産日本一でも、味は九州の方が美味しい。関東人は酸っぱさに品があるとか言うらしいが、私は全くそう思わない。酸っぱくて不味いのがとちおとめだと思っている。

 

和歌山と近い名前で岡山があって、漢字がだいぶ違うので、気づきにくいかもしれないが、実は一文字違いである。この2県ともに果物づくりが盛んで、桃は岡山の方が有名だが(桃太郎のふるさとじゃがー)共通してさかんに作られている。

 

なんで和歌山かといえば、「実家から近い」という圧倒的な理由があるわけだが、(もちろんみかんも和歌山だ。)これがめちゃくちゃ美味い、甘い。そうそう記憶が間違ってなければタルト屋キルフェボンが作っていたゼリーにここの桃を使っていたはずだ。当方長らく一人暮らし中年だったのでフルーツにあまり興味なかったのだが、奥さんはすっかりはまってしまい、昨年は2回送ってもらってる。今年も第一便が来たのだが、いつもと全く変わらず粒のそろっためちゃくちゃ美味い桃である。

 

実家にいる頃は、美味しい果物について、当たり前だと思っていたところあり、ほとんど見向きもしなかったが、改めて関東に住むと美味しい果物は希少価値だ。紀伊国屋文左衛門の気持ちがわかろうもん。実家大阪も捨てたもんではない。