東京暮らし

東京暮らしもかれこれ30年ぐらい。長い・・・

旅のキヲク④ USA ニューヨークに来たぁ ! ! その1

いや、前回からちょっと時間があいてしまった。

 

さて、最高といえば最高の体験、でもこの体験は別格。

 

1年のNY滞在。これは旅とは言えないのかもしれないが、素晴らしい体験だった。

 

世界で住みたい街は?って聞かれると僕の場合は3都市。

東京、ロンドンそしてこのNY。まぁバルセロナもけっこう好きではあるけども。

 

さて、自費で滞在した1年間。いろいろありました。

苦労ってところで考えると、結局行くときの苦労が一番大きかった。学生ビザ(F-1)の取得、特に生後1ヵ月で渡米したムスメのビザ取得がきつかった。なにせ戸籍の取得→住民票→パスポート→I-20→ビザってな感じ。ムスメが生まれたのが9月6日。僕がアメリカに発ったのが10月7日。遠く離れた実家の町で戸籍つくるとかあったので、本当に1日も無駄にせずにアメリカ出発までに何とかすべての手続きだけは終えた。結局ビザの受領自体は僕の出発までに間に合わず、後発のヨメがもらってきてくれたけど、ほんと疲れました。

 

次の苦労は、住居かな。NYはご存知のとおり家賃めっちゃ高いのです。NYという街はブロンクス、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島の5つのパートに分かれるのだけども、みんながイメージするであろうマンハッタン(島)はどんなに狭くても月30万円はするというスペシャルエリアで、はなっからそんなところはムリ。ちなみに、アポロシアターなんかで有名なハーレムはマンハッタン・エリアに含まれます。

 

マンハッタン以外を簡単に言ってしまえば、次にいけてるのがブルックリンで、おしゃれ度も高く、マンハッタンに面した側はマンハッタンと同じぐらいお家賃高いです。次はクイーンズかな。スタテン島は船でしか行けないので、一般的には論外エリアで、あとブロンクスは治安が悪くて有名です。ハーレムもマンハッタンとはいえ、治安が悪いので、家賃は安めです。まぁ昔と違ってだいぶ改善されてはきてるみたいですけど。

 

で、以上のきわめて簡単すぎる説明をもとに、日系の不動産屋さんいろいろあたったのだけど、あっちの日系不動産屋はそれでなくてもタチ悪くって有名なので、ヨメの来るまで、やれクイーンズだのニュージャージーだのブルックリンだのと、いろいろ見て回った。結局決まったのはクイーンズのフォレストヒルズというところの2BR(ベッドルームの略ね)。NYという街の中で見るとややマンハッタンから遠いところなんだけども、街が落ち着いていて治安も良いので人気ある街。どっちかというと一人暮らしよりも家族向けの街かな。日本人てのは治安をめっちゃ気にする人たちなのだけども、そういう方々にもお勧めのトコロ。地下鉄の駅からも近くって、後々思うと、けっこうツイてる選択だった。ちなみに、NYの特徴として、安全なエリアと危険なエリアが普通に隣り合ってたりします。うちのフォレストヒルズのすぐ近くにあるコロナやジャマイカといったエリアはめっちゃ犯罪率高かったりとか。

 

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◎うちの前の通り、めっちゃのどかだった。

 

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◎これも同じようなところで。ムスメが立ってるので実は帰国直前

 

そうそう、部屋の言い方だけど、こっちはベッドルームの数で表示するのね。日本だと2LDKみたいな言い方。2ベッドルームだとリビングとダイニングに加えてベッドルームが2つあるって感じ。1ベッドルームのうちも全然普通。

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◎窓開いてないので暗く見えますが、実際は南向き。うちの超広かったリビング

 

とりあえず今日は住居のとこまでにしましょ。そんなわけでヨメが来た10月27日までに何とか約1年住む家が決められました。この10月7日から10月27日までの間は当人はあまり自覚無かったのですが、かなりシビアな期間だったようで、NYに来たヨメが一目見てあまりにやせてるのにびっくりして、慌てて体重を計ってみたら、なんと5~6㎏もやせてました。それだけいろんなことに熱中してたってことだろうな。