aquí,allí -秋味-

アキ・アジィ 「ここに、あそこに」というスペイン語。無理やり日本語の秋味にしてしまいました。旅行がとっても好きでアート系もそれなりにうるさいおじさんです

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

子供ができて、映画を見る機会が極端に減った。なんせいまだ5歳の子供はこれまでディズニー映画でさえ、エンディングまでじっと座ってたことがない。

 

映画は基本好きで、独身時代はかなりミニシアターにはお世話になった。今は亡きシネマライズ渋谷はもちろんのこと、bunkamuraシネスイッチ銀座、シネシャンテ、テアトル西友(当時)、恵比寿ガーデンシネマ、いろいろあったなぁ。たくさん観てたくさん忘れたけど、シネマライズで「トレインスポッティング」見て渋谷の街をレントン歩きしたのと、銀座テアトル西友で「恋する惑星」を観てめちゃめちゃうれしい気分になったのを覚えてる。

 

さて、そんな昔話をするためのブログではない。今日はそんな映画嗜好と似ても似つかない「ボヘミアン・ラプソディ」なんだか映画界の金字塔でも打ち立てようかというぐらいものすごいヒットしている。実はワタクシは Queen のなかなかのファンだったりして、フレディ・マーキュリーよりも不動の髪型ギタリスト、ブライアン・メイが好きなのだが(映画でもでてきたとおり天文学者は有名だけど、あと彼のギターは自作モンである)、映画は基本主役フレディ・マーキュリーだよね。

 

ぶっちゃけて言えば、この作品、そもそも興行収入何位!とかを狙うべく作られてないと思う。テーマだって、フレディのゲイ問題にかなり特化してるし。アベンジャーズとは違うのだ。2時間半の上映時間でもQueen 描くには全然十分じゃなくて、下積みの苦労もあんま描かれてないし、他のミュージシャンとのかかわりも皆無。伝記というもんじゃない。フレディ役のラミ・マレックも本人そっくりってあったけど、特に長髪時はフレディというよりはミック・ジャガーだった。

 

でも、LIVE AIDE を始めとする演奏シーンはかなりこだわってやってる。あのLIVE AIDE だって本物そっくりに再現してるんでしょ。すごいよね。あと、ラミ・マレックが後半のフレディを悲しそうに演じるのだが、その目が、昔フライデーかなんかでエイズでがりがりにやせ細ったフレディの写真を見たことがあるのだが、そのときの悲しそうな目にそっくりだったと思う。弱い部分のフレディを上手く表現できてたってことじゃないかな。

 

全体を観て、そこまで言うほどすごい作品とは思わなかった。でも、制作者が意図したとおりのメッセージはしっかり伝わってきた。あと、Queen の代表曲ぐらいはそれなりにわかっていた方が良い。ボヘ・ラプ以外もね。