ストーンズの連中も70代
ストーンズの連中もみんな70代半ばなのね。
一番好きなミュージシャンというと、THE BAND のロビー・ロバートソンと答える。衝撃的だった「THE LAST WALTZ」を見て惚れたのだが、その前はプログレ好きだった。そういう経緯で来てるので、ストーンズにそれほど思い入れはない。まぁ「LAST WALTZ」に出てるのもロン・ウッドだけだったね。ちなみにTHE BAND はボブ・ディランのバックバンドもやっていたので、この作品にもしっかり御大は登場してる。
70年代ロック好きなら、ツェッペリンかディープ・パープルかなんて言われてたが、当時は一点の曇りなくディープ・パープルだった。要は黒っぽいよりもクラシック寄りの音楽が好きだったわけ。
人間年取ってくると土くさーい音楽がわかってくるもので、今はツェッペリンの偉大さもよくわかるのだが、当時はストーンズかビートルズかってことになるとやっぱりビートルズだった。ビートルズは天才だから、真っ当に比較するとちとストーンズに分が悪いけども。
THE LAST WALTZ に出ていたミュージシャンならみんな好きと言ってもいいのだが(特にヴァン・モリソンが最高にいける)、あそこにはプログレ連中がいないので、プログレ系に触れておくと、最終的に一番好きだったのはピンク・フロイドだ。もちろん?デイブ・ギルモアは裏切り者で、ロジャー・ウォーターズ様を正当なフロイドだと思う方。シド・バレットは少し聞いたけど、向こうの世界にいっちゃっててがっつり食いつけないので、それほど思い入れは無い。フロイドの前はイエスやEL&Pにもはまってた。よりクラシック寄りのアプローチだよね。
なぜか遅れて90年代ぐらいにライブにはまってたので、90年代のバンドはけっこうわかる。めちゃ好きだったオアシスを始めとして。パワー・オブ・ドリームスとかブルートーンズとかストロークスなんて覚えてるなぁ。でもそのへんに手を出し始めると収拾がつかなくなるので、今日はこのくらいで。
結婚、子育てに忙しく、イマドキの音楽シーンにうとくなった今日この頃。スポティファイとか聞いてみるとブルーノ・マーズやエド・シーランあたりが幅をきかしてる。といっても、この人らの音楽も良いなぁと思う。でも、今はなかなかはまるだけの時間も無い。
そうそうNYに滞在していたときにたまたまヴァン・モリソンのライブがあって、行ってきた。娘と共演してたよ。さすがにTHE LAST WALTZのときみたいなアクションなくてずっと座ってたけど、声はあのころのまんまだった。そう、知ってる人は知ってる有名な話で、このおっさん超飛行機嫌い。出身はアイルランドなのだけど、日本なんてありえないのでいまだ来日したことない。ちなみにこのときのNYも船で移動したとか。それを楽しみにNY行ったわけじゃないのだが、見られてほんとラッキーだった。