aquí,allí -秋味-

アキ・アジィ 「ここに、あそこに」というスペイン語。無理やり日本語の秋味にしてしまいました。旅行がとっても好きでアート系もそれなりにうるさいおじさんです

旅のキヲク⑥ イスラエル 神々の集まりすぎた場所で その1

おおよそ1キロメートル四方のなかに3つの有名宗教の聖地がある場所。

 

それが今日紹介するイスラエルにあるエルサレムだ。

 

世界には絶対行っとくべきところがある。

まぁ人によってその場所はばらばらだろうけど、僕ならその一つにこの街を推す。

ちなみに3つの宗教とは、ユダヤ教イスラム教、キリスト教だ。

このうちユダヤ教イスラム教の聖地は同じ場所にある。ユダヤ教イスラム教の長きにわたる争いの原因になっている場所だ。なぜこういうことになっているかというと、もともとユダヤ神殿のあった場所にイスラム教のモスク(岩のドーム)を建ててしまったから。

しかも悪いことに、この場所はイスラム教第3の聖地である。ちなみに第1と第2はそれぞれマホメットが生まれたメッカと死んだメディナで双方サウジアラビアにある。なぜ第3の聖地がエルサエムかというと、なんでも昔、とある偉い方の夢で、既に故人であったマホメットがメッカから遠く離れた場所に降り立ったそうだ。その遠方はどこかと調べさせて、この辺がよかろうということなったのが、エルサレム。まぁキリスト教イスラム教も根っこは同じ宗教なので(イスラム教でもイエス・キリストは預言者の一人だ)、こういうこともありうるのだろうけど、ダマスカスあたりにしときゃ後世ここまでもめることは無かっただろうにと悔やまれる。

 

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 ◎これが岩のドームと呼ばれる、旧ユダヤ宮殿の上に立つイスラム・モスク

 

ちなみにユダヤ人がここを故郷だと言ってるのは、オスマントルコみたくここから世界に覇をとなえたわけではないけど、例のモーゼの話でユダヤ人がエジプトから脱出した後、紀元前1000年ぐらいにダビデ王、ソロモン王あたりが王国運営して、羽振り良くて、ほどなくどこだったかの属国となったものの、代々この地に住んでいたから。

 

ま、そんな過去のしがらみもなんのその、ユダヤヘブライ)王国の再生を夢見るユダヤ人と侵入されたパレスチナ人およびそれをバックアップするイスラム国家達のあいだで、常に一色触発の危機にあるエリアなのだ。

 

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◎アラブ系の住民がいるエリアは活気にあふれている。

 

ちなみに有名な話であるが、今日のこのエリアの緊張の種をまいたのはイギリスである。要するに第二次大戦までに、ユダヤ人にもパレスチナ人にもこの地に国家を立てイギリスがバックアップすることを約束したのである。世界中にいろんな火種を撒き散らしながら、平和だのなんだのと力説するヨーロッパ人のタチの悪さがここでも出ている。

 

それはさておき、イスラエルと中東の国々とは今でも大変仲が悪いので、イスラエルの入国スタンプがあるといくつかの中東の国々に入れてもらえなかったりする。僕もパスポート期限の終わりごろに行ったので、今のパスポートに入国記録はない。

 

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◎なんでキリスト教の聖地かといえば、言うまでもない、イエス・キリストはこの地で十字架刑に処せられたから。上の写真は磔になったイエスキリストが降ろされた場所らしい。

 

僕が行ったのは自爆テロが大ブームだったころから少し落ち着いた時期で、相当に注意しとかないといけないと思ったら、意外にあっさり行って帰ってこれた。まぁパレスチナ人への締め付けはいっそう強くなっているようだったけど。欧米と中東は現在関係が悪いが、意外に今のイスラエル行くのは大丈夫かもな?と思ったりする(もちろん行かれて何か起こったからといって当方責任はとれません)

 

実を言うと、今までいろんな国を旅してきたけどこの旅だけは完全ツアーを利用した。オジサン的にはちょっとびびってた。まぁその分いろんな説明を聞けて良かったかもしれないけど。

 

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 ◎ご存知「嘆きの壁」、嘆きの壁とはイエス・キリストとも関わるヘロデ大王の築いた神殿の西側外壁部分のことで、ユダヤ人がここで神殿の破壊を嘆き悲しむ。