近頃サッカーと近況しか書いてないから、自分でも旅行好きなの忘れそうだが、イスラエルを旅したことがある。そのときにその周辺国についても少し勉強した。
近頃デフォルト間近のレバノンはイスラエルの北側にある。面積は四国の半分ぐらい。そして、イスラエルはずっとかの国を狙っている。僕が行った時はシリアがレバノンの後ろ盾で、シリア対イスラエルの図だったが、今はどうなんだろう?
「ゴラン高原」って単語に聞き覚えが無いだろうか?このゴラン高原こそがイスラエルとレバノンの間にあるエリア。中東戦争で奪い合って(というかイスラエルが攻めたわけだが)、今はイスラエルが実行支配しているエリア。そして、その南端に接しているティベリウス湖はイエス・キリストが布教活動を行っていたところだ。イエス・キリストはこの界隈がホームグラウンドで、ベツレヘムで生まれたのはたまたま(住民登録?)。ナザレのイエスと言われるナザレはこの湖のすぐ近く。
そんなわけでティベリウス湖まで観光に行ったわけだが、「この向こうがわは戦略地帯」というようなことを言われたことを覚えている。
むろん首都ベイルートまではもうちょっとあるのだけど、武力もなく、周りの大国に振り回される国。「レバノンって大変な国だよなぁ」と思ったことは覚えている。
言うまでもなくあのゴーンが逃げた国。もちろん彼はレバノンを知ってるよ。それでもレバノンが好きだったんだろうね。地元だからね。奥さんも日本で不味い(すまん、ほんとだ)レバノン料理屋をやってたよね。(ただし、公式にはレバノン料理は美味いと言われている。)
昔は「中東のパリ」と言われていた華やかな国だったらしいのだけど、1970年代ごろからの内戦でぼろぼろに。今はシリア難民の受け皿に。デフォルトには理由がある。さて、かの国はどうなるんだろう?