東京暮らし

東京暮らしもかれこれ30年ぐらい。長い・・・

フィリピン エルニドに行ってきた!

フィリピン・エルニド 何がすごいかがよくわかった

 

エルニドを知らない人は旅行感度が低い、と言い切ってしまおう。
ビーチに行きたいと思ったとき、比較的近場だとおそらく一番すごいと言われてる場所。人によっては世界で一番すごい、という方もいるぐらい。

 

アフリカ行ったり、ヨーロッパ行ったり、夏休みにやたら遠距離を動いてきた我が家だけども、結局のところ4歳のムスメに理解力があるわけもなく、初心に帰って素直にそこそこな距離のビーチにすることにした。

 

いったん大網を拡げてモルディブあたりから手元に近づけていったのだけども、たまたまクレジットカードで貯めたJALのマイルがあったので、それで行ける近場になっていった。となると、グアム・サイパン・セブにちょっとがんばってパラオぐらい。うちは静かなサイパンが好きなのだけど、行ったことあるし、今回はそっち方面は無しにして、フィリピン方面に目を移した。セブ・ボラカイ(今現在閉鎖されてるのでここにしなくて良かった!)をチェックした後、前々から興味があったエルニドもチェックしてみた。

 

エルニドは素晴らしいという情報は前々から得ていたのだけど、ここの最大の欠点は値段が高いということ。まぁ宿にもよるだろうけどセブの値段ではまったく行けない。正直だいぶ迷ったのだけど、「行かないよりは行った方が後悔しない」の鉄則に従い、気持ちどおりエルニドに行くことにした。ただし、結果的に費用はとてもフィリピンとは思えない額になった。

 

エルニドに行く一番一般的なルートはマニラに入ってその後エルニド行きの飛行機で行く。あと、エルニド空港が整備される前はプエルトプリンセサという空港が一般的だったようけどここからは車で6時間ぐらいかかるらしい。ただし、どう乗り継ごうが悪名高きフィリピンという国。なんやかやと時間がかかるので当日乗継ができない(公式に否定されている)。なので泊まりたくないのだけど空港近くのマリオットに一泊。最近トシのせいかカネのかかるホテルにも泊まるようになったけど、こんな不便な国だとマリオットさんのありがたさは随所で感じられる。タクシーのぼったくりも無いし。夫婦間のケンカを減らしたいなら高いホテルの選択肢は悪くない。

 

マニラはタクシーがぼったくりなうえに公共交通機関がクソ(本当にそう)なので、市内移動が一番アタマが痛かった。クーポンタクシーはもちろんGRAB タクシーも検討したし本数が多いマリオットの巡回バスもありがたく使わせていただいた。まぁマリオットはマリオットで大変ありがたかったけど、今回の旅の主旨ではないので割愛して、翌朝無事にエルニド空港(正確にはLIO 空港という)に到着した。

 

長くなってきたのでエルニドの詳細は次回

ストーンズの連中も70代

ストーンズの連中もみんな70代半ばなのね。

 

一番好きなミュージシャンというと、THE BAND のロビー・ロバートソンと答える。衝撃的だった「THE LAST WALTZ」を見て惚れたのだが、その前はプログレ好きだった。そういう経緯で来てるので、ストーンズにそれほど思い入れはない。まぁ「LAST WALTZ」に出てるのもロン・ウッドだけだったね。ちなみにTHE BAND はボブ・ディランのバックバンドもやっていたので、この作品にもしっかり御大は登場してる。

 

70年代ロック好きなら、ツェッペリンかディープ・パープルかなんて言われてたが、当時は一点の曇りなくディープ・パープルだった。要は黒っぽいよりもクラシック寄りの音楽が好きだったわけ。

 

人間年取ってくると土くさーい音楽がわかってくるもので、今はツェッペリンの偉大さもよくわかるのだが、当時はストーンズビートルズかってことになるとやっぱりビートルズだった。ビートルズは天才だから、真っ当に比較するとちとストーンズに分が悪いけども。

 

THE LAST WALTZ に出ていたミュージシャンならみんな好きと言ってもいいのだが(特にヴァン・モリソンが最高にいける)、あそこにはプログレ連中がいないので、プログレ系に触れておくと、最終的に一番好きだったのはピンク・フロイドだ。もちろん?デイブ・ギルモアは裏切り者で、ロジャー・ウォーターズ様を正当なフロイドだと思う方。シド・バレットは少し聞いたけど、向こうの世界にいっちゃっててがっつり食いつけないので、それほど思い入れは無い。フロイドの前はイエスEL&Pにもはまってた。よりクラシック寄りのアプローチだよね。

 

なぜか遅れて90年代ぐらいにライブにはまってたので、90年代のバンドはけっこうわかる。めちゃ好きだったオアシスを始めとして。パワー・オブ・ドリームスとかブルートーンズとかストロークスなんて覚えてるなぁ。でもそのへんに手を出し始めると収拾がつかなくなるので、今日はこのくらいで。

 

結婚、子育てに忙しく、イマドキの音楽シーンにうとくなった今日この頃。スポティファイとか聞いてみるとブルーノ・マーズエド・シーランあたりが幅をきかしてる。といっても、この人らの音楽も良いなぁと思う。でも、今はなかなかはまるだけの時間も無い。

 

そうそうNYに滞在していたときにたまたまヴァン・モリソンのライブがあって、行ってきた。娘と共演してたよ。さすがにTHE LAST WALTZのときみたいなアクションなくてずっと座ってたけど、声はあのころのまんまだった。そう、知ってる人は知ってる有名な話で、このおっさん超飛行機嫌い。出身はアイルランドなのだけど、日本なんてありえないのでいまだ来日したことない。ちなみにこのときのNYも船で移動したとか。それを楽しみにNY行ったわけじゃないのだが、見られてほんとラッキーだった。

日大って次元異常で昭和を生きてる?

今、とっても旬なキーワード「日大」

一連の対応見ていて思うこと・・・昭和の政治家みたい。

 

少なくともイマドキの企業がやったら一発でつぶされる。別に日大に縁もゆかりもないので、つぶれようがどうでもいいのだけど、関係者の方そんな危機感無いんやろーか?

おたくらおかしいって。

 

普通に考えて、まず一番にカントクが出てきて土下座並みのお詫び。そんなもんウソでもかまわんのよ。日本人はそういうの好きだから。そういいながら指導に気持ちが入りすぎてついついそんな指導をやってしまった、と涙ながらに語る。あの韓国人水原希子だって弱くさく振舞えば、かわいそうという気持ちが湧くのだから、それと一緒。まぁ裏ではいろいろあやまらにゃならんけど、少なくともそうやってれば世間はすぐ忘れる。

 

しかるにこのおっさん雲隠れしてる。雲隠れって?もしかして、このおっさん本当に自分は人間界で一番エライと思ってるんだろうか?今どきの世の中でこれ自体が信じられん。しかも大学内で誰も追及していない。関係者の身内の皆さん、これはやばいと思ってまへんか?ここんところの報道を見ると、本当に現状悪いと思ってないように見えるところが異常。私立で唯一の総合大学日本大学様、正気ですか?

 

有名なハインリッヒの法則で今回露見する前にたくさんの類似案件があったのでしょう。他の大学も同じことやってるとか、教育者にあるまじきこと思ってまへん?あのビデオに撮られた一件は間違いなくアウトだし、ババを引いちゃった以上は腹くくって対応するしかない。

 

たぶんそういったときの危機管理対策も何にもできてなかったっぽい。大丈夫日大が無くたって日本は普通にやっていけます。個人的な意見ですが、日大には大学挙げて消えてもらうべきかと。他大学への良い見せしめにもなります。

なぜ日本のチェーン・レストランは海外に出ていかない?

ラーメン一風堂の記事を見たので、ちょっと書いてみる。

 

一風堂はたとえぼったくりと言われようが積極的に海外進出を手掛けてる。NYには何店舗かあって、ロンドンにもお店があった。世界津々浦々とはとても言えないが、海外というと台湾や香港にハワイぐらいな日本人の感覚からしたら、世界をちゃんと見た戦略が立ってると思う。
NYの日本食事情を言うと、日系の有名チェーン・レストランで存在感を見せていたのは、この一風堂牛角ぐらい。あと、大戸屋も少しだけがんばってたかな。そして一風堂には行列ができていた。ぶっちゃけ現地でがんばっている日本人レストランは大した味じゃなかった。日本人がやってる人気のラーメン屋にも行ってみたけど、そこまでのもんでは無かった。西洋人と日本人の味覚が違うんじゃない。一風堂が人気になるぐらいだから、日本人が美味しいと思うものはあちらの人でも美味しいのだ。

 

日本人って、蕎麦屋によくあるように、俺の腕を試したいとかいって最大の激戦区にお店を出したがる。ラーメン屋もそうだよね。いきなりそんなところに店出して、永続的に勝てると思うんだろうか?味覚に自信があるとしても、運も立地条件も必要だし、それってずいぶんおめでたい感覚だと思える。

 

海外で日本食は確かに人気がある。だが日本人は悪い意味でシャイなので(対人恐怖症ともいう)それを拾いに行かないもんだから、他のアジアの国の方々が日本食の店をやってる。
いやいやそんな昔のこと言って何言ってんの?今や日本人は世界中にいるよ、なんて思う方もいるかもしれないが、今まで見てきた限りだと、欧米界隈は首都であれば日本人が関わっている店があるが、2番手以下の街だと日本人関与度がぐっと下がる。代わりにたとえば韓国の方とかがお店に入ってるわけだけども、東アジア系の料理はどこもみな美味しいし、特に韓国はスペシャルなので、カルビ・クッパやトッポギのお店でも全然やっていけると思えるのだが、ここでは他の国のことはおいといて、やっぱりアジアの方のやってる日本食の店はオリジナルな解釈が入ってるので必ずどっか変だ。日本人が海外で戦えるステージはいくらでもあるんである。日本人は日本の超激戦区にお店出すぐらいなら、もっと海外に出ていくべきだと思う。海外っていう点を除けばちょろい市場だと思う。そこで金貯めてから日本の一等地に店を出せばいい。絶対にその方が勝てる。

 

一風堂をほめるべきなのか、それ以外の甲斐性無しチェーン・レストランを嘆くべきなのか。でもこれだけは言える。世界はどんどん動いてる。チャンスはいつまでも待ってくれない。

ユベントス 今年は誰が去って誰が来るのだろう?

今年は誰が去って誰が来るのだろう?

ヨーロッパのサッカーシーズンがほぼほぼ終わり、移籍の話題が飛び交っている。
我がユベントスバルサやレアルほどではないにしても、さすが伝統と強さがあるだけあって、ユーベへの移籍話がニュースになっても、対象選手たちからわりとポジティブに受け止めてもらえる。リーグ7連覇中だけあって、セリエAの№1チームであることを否定する選手はだれもいない。

それもあってか、正直、えげつないと思う引き抜きをやる。近頃のイグアインやピヤニッチがまさにそれで、セリエAのライバルチームからぶっこぬく。そのくせ自チームのええとこ選手はなかなか出さない。ポグバも出る出るといってなかなか出さんかったし、ディバラもなかなか出ないよね。昨年ボヌッチがいきなり出たのはかなりサプライズだった。

さて、今年
今やばそうなのは、ディバラとA・サンドロとリヒトシュタイナーとアサモアケディラも話出てるよね。んでブッフォンは来シーズン・ユベントスにいないことだけは表明したし。代わりに入ってきそうなのは再びのモラタにエムレ・ジャン?どっちもまだ決まってないよね。あとブッフォンの後任もあったっけか?これもまだだよね?

国内無敵の常勝軍団に課せられてるのはもちろんCL制覇。でも抜かれるの全部抜かれて、入ってくるのが上手く調整できなかったらやばいよね。っていうかモラタが一人入ってこれだけ抜かれたらCLどころか国内制覇も危ういだろうな。

グリーズマン欲しいけど、やっぱりバルサだよね。ネイマール何かの間違いでユーベに来ないかな?

イニエスタさんが日本に来るかどうかも気になるけど、ユーベさんの来シーズンの動向もとっても気になる今日この頃。もうちょっと目玉無いのかしらん?選手時代のジダンとかさぁ。

チップ制を取ってる国は人間のクズ

タイトルも内容もえげつなくなるのはワタシが関西人のためです。ご容赦を。

 

さて、チップ制。僕の嫌いな言葉に「世界では・・・」ってのがある。世界では女性はどんどん社会に進出してるとか、男女平等だとかいうあれ。ウソである。ここで世界って言ってる人は欧米を指してるわけで、イスラムとかアフリカとか全く見ていない。チップ制はもっとえげつない。実は世界でチップ制を取ってる国はそんなに多くない。だが、「世界ではチップ制が当たり前」みたいなことを言うやつが日本には普通にいる。

 

日本はチップ制が無いから素晴らしい。yahoo にチップ廃止の記事が載っていたのでこれを書いてるんだけども、そもそもチップというのは、感謝のしるしとして渡すものであって、給与でもなんでもない。チップを廃止したから値段を上げるとかありえない話である。しかもチップの相場も下がることはない。どんどん上がってる。NYで20%ものチップを払ってるのは完全な事実。一杯2000円ほどもする一風堂のラーメンにさらにチップを払わなきゃいけない、なんてよく言ってたもんだ。

 

そもそもチップなんて払う必要はない。我が国はじめ現にチップなしでも成立している国はいくらでもある。絶対に後世に残してはいけない習慣だとおもう。得意のいいまわしになるけど、世界で最高の国である日本がチップ制を導入していないんだから、チップ制なんて不要なんである。これぐらいのことを日本人は言わなくちゃいけない。

 

あの記事書いてるかたも御多分に漏れずアメリカンコンプレックスの強い方らしい。おかしいから即刻廃止すればいい。それでつぶれる国ならつぶれればいいが、アメリカはそんなにヤワな国ではない。極端かもしれないがたとえば収賄を合法化している国がそれをやめるのに何のリクツがいるだろう。似たようなレベルの話である。

ファースト・ガンダムから見たガンダムのあるべき姿

実は「機動戦士ガンダム」の第一回放送を見た。いやいや動画見放題で見たわけじゃない。大阪はテレビ朝日だったけど、正真正銘1979年の第一回放送を見たのだ。そう、「ガンダム大地に立つ!!」ってやつ。別にガンダムに思い入れ合って見たわけじゃなく、当時サンライズのアニメは金曜日の夕方5時ごろやっていて、その前にやっていたダイターン3なんかもよく見ていたのだ。

 

人気が出てから、第1話から最終話まで何度かまとめて放映していたが、そのとき気づいたのだ。あれ?この話知ってるって。ただ、残念なことに当時お子ちゃまな僕はまったくその良さに気づいてなかった。本当に盛り上がったのはやはり映画3作が公開されたとき。

 

似たような記事を他でも見たことがあるから、当時も同じことを考えていた人はいたようだ。ファーストガンダムで一番嫌いなキャラはもう圧倒的に「ララァ・スン」である。当時、ニュータイプっていう考え方があたかもガンダム人気の根っこにあるかのような言われ方をしていた。でも、それは絶対に違う。ニュータイプは基本アムロがヒーローたりえるための便利な道具であって、ほとんどの人はその深堀りを求めていなかったはず。ところがこれをどんどんおかしくしていったのがララァ・スンなわけだった。正直、エルメスだったら、反則ビグ・ザムの方がよっぽどわかりやすくて良い。

 

ところが映画やってるときもそうだったけど、いつも一般論との距離をつかもうとしないアニメファンはニュータイプこそがガンダムだと定義づけ、そしてあの致命的な駄作「Zガンダム」を作ってしまった。なんだかんだでごまかしながらそこそこの評価を得ているが、こないだの人気キャラランキングでもカミーユシロッコハマーンも全く上位に来ない。まぁ上3人意外にもファもフォウもみんな鼻につく嫌なヤツだった。それこそギレン・ザビの方がよっぽど人間味あって良い。そもそも一般客が求めていたのはニュータイプの嫌な奴(もちろんカミーユのことだ)ではなくホワイトベース乗員のその後だった。ファーストガンダム以降数多の作品が作られていながらいまだにファーストガンダムを超える作品が出ていないのは、これひとえに「Zガンダム」からの壮大な路線誤りに他ならない。

 

最近安彦良和のインタビュー読んでいても、当時から一枚岩でなかったようだ。ならばなぜアニメファンの良いようにさせてしまったのか。ガンダムというアニメ史上有数の傑作を踏みにじってしまったのは、アニメファンだと僕は思っている。